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犬のごはん

【犬飯】手作りご飯の”野菜ベース”を作ってみた

1日2回、毎回食べている野菜の煮込み=”野菜ベース”を5日に1度まとめて作っています。

犬は野菜を消化することが得意ではないので、基本的に小さく柔らかく煮込んでいます。

使用している鍋は、アサヒ軽金属さんの活力なべ。我が家では圧力鍋といえば、こちらの活力なべのことを指します。

ニンジンでも加圧時間0分。シュッシュと音がなって火を止めて余熱調理。
活力なべなら128℃の高温で野菜の甘みをしっかり引き出してくれるので美味しく出来上がります。

野菜ベースのつくりかた

今日の材料(冷蔵庫のあまり野菜や季節の野菜を使用)

キャベツ・ニンジン・大根・エリンギ・ピーマン・トマト

寒天状のトッピングは先日鶏頭のゆで汁を冷やし固めたものです。今回はこれも一緒に入れて煮込みます。

そして、削り節をパラパラ。あとは火にかけてシュッシュを待ちます。

今回はショウガを入れなかったのですが、ショウガをみじん切りにして入れたりもします。

シュッシュといいだして5分。本来なら0分でもいいのですが、犬用は柔らかくしたいので5分時間をかけます。

野菜ベースの出来上がりです。

犬にもよいのか野菜

キャベツ

胃炎や潰瘍(かいよう)の回復に効果があるといわれるビタミンUが含まれています。

犬にとってもビタミンの働きにより免疫力をアップさせて細菌などの侵入を防ぐ効果があるといわれます。

また食物繊維が便秘の改善や老廃物のデトックス効果もあるとされています。

ただ与えすぎると
甲状腺機能低下症を引き起こす可能性がありますので甲状腺に疾患があるワンコは避けた方がよいですね。

キャベツは少量で!

ニンジン

たっぷりのカロテンが免疫力を高め皮膚や粘膜を強くし、ガン、心臓病、動脈硬化などに効果があるとされているニンジン。

犬にとってもβカロテンが目や皮膚の粘膜を健康に保ってくれます。またβカロテンが犬の体内でビタミンAに変換されこのビタミンが視力の維持にも役に立ちます。

大根

消化酵素がたっぷりの大根ですが、犬にとってはどうでしょう。

もちろん犬も食べれます。大根おろしにすると、ジアスターゼという酵素が消化を助け、殺菌作用のあるイソチオシアナートも摂取することができます。
また90%が水分の大根は水分補給にピッタリな野菜です。

こちらも甲状腺疾患のあるワンコは注意が必要です。

エリンギ

エリンギの特徴的な栄養成分にビタミンD、カリウムがあります。

ビタミンDは骨や歯を丈夫にしカリウムは塩分の排出を促すことでむくみを緩和します。

他にも便秘解消やアレルギー性疾患を抑制したりする働きもあります。すごいです。

ピーマン

ビタミンCたっぷりのピーマンですが、他にもマグネシウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルが多く含まれていますので消化器官の働きをよくし、便秘を改善します。同時に血行もよくなりますので新陳代謝を上げてくれます。と、いう事は・・・
ダイエットに最適ではありませんか!

臭いものが大好きな犬にとってピーマンの独特なにおいも好むワンコが多いようです。
ピーマン大好き!

トマト

リコピンが美容によいとされていて、私自身もよく食べますが、うちのワンコも大好きなトマトです。

犬にとってもリコピンは抗酸化作用をもち体の機能の老化・酸化を予防します。

生のままのトマトがおいしいのですが犬にとっては加熱した方がリコピンの吸収が高まります。オリーブオイルなどで加熱しましょう。美味しそうですね。

また青いトマトや葉や茎にはトマチンという殺虫剤的な毒性の成分が含まれているので絶対に与えてはいけません。絶対にですよ!

★結果、野菜は人にも犬にもよい。犬には与える量に注意する。
ということです。

犬に負けずに野菜食べましょう!