今日の骨は鹿のあばら骨で比較的柔らかい骨です。
ワンコごはんに多く出てくる硬い骨や柔らかい骨ですが、どのような効果があるのでしょう・・・。
まず、犬にとって噛む!ということは本能です。
もともと狩猟本能があり、動くものを見ると噛みたくなるのが犬というものです。
硬いものをかむ効果
【歯磨き効果】
骨についた肉を引きちぎろうとして歯の隙間の歯磨きにも役に立ちます。
そもそも歯が黄色くなってしまう(歯石がついてしまう)原因は歯磨きによってプラーク
を除去できていない事です。(プラークとは、歯の表面に付着している細菌のかたまり)
また歯石が蓄積していくと歯肉炎になり、さらにそのまま放置されれば細菌が歯肉の奥のほうに侵入し歯周炎へ発展します。
歯周炎までなってしまうと治療しても元の状態には戻らないため現状維持ということになります。
注意が必要です。
【唾液の増加】
生骨には骨のまわりにも肉や脂肪などがついていますので食欲を増進させます。
また骨の髄には、酵素や乳酸菌、有機ミネラル が多く含まれています。
骨付き肉は髄液によるうまみとコラーゲンがプラスされさらに美味しくなります。
【ストレス解消】
噛んで、かんで、カンデ、嚙む!
ストレス解消できたでしょうか!
まだのようでした・・・。
ゴミ箱をあさって、袋を破っていました。
そうです。
犬は運動不足やコミュニケーション不足などのストレスでものをかむことがあります。
また不安な時もストレスで噛んでしまいます。
このような時はストレスの原因を取り除くのが一番ですが、硬いものでストレスを発散することも大事です。
このほかにも、硬いものをかむ効果として
・脳を刺激して集中力を高め学習能力を向上、痴呆や老化防止にも効果を期待。
・噛むことによるあごの筋力アップ。
・免疫力の向上
などあげられます。
骨についての注意事項
もちろんですが・・歯より硬いものは歯が欠ける可能性があります。
犬の歯の構造は基本的に人と同じですが、歯の外側にあるエナメル質が薄く、このため折れやすくもあります。
犬は痛みに強い生き物ですので、異常に気付かない場合もあります。
それぞれ口や歯の大きさ、あごの強さも違いますのでそれぞれワンコにあった骨を与えるのがよいですね。
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