たまねぎ
犬が食べてはいけない食物の代表に玉ねぎがあります。
玉ねぎには「有機チオ硫酸化合物」が含まれており赤血球の溶解・破壊を引き起こします。赤血球が溶解・破壊されると玉ねぎ中毒になります。
食べてしまった時の症状
赤血球が溶結破壊されると貧血がおこり、口の粘膜がしろくなったり、黄疸症状が見られたりします。
食べてしまった時の対処方法
食べた直後であれば、口のまわりを拭いてよく洗います。
そして、食べた時間・食べた量・加工調理の有無をメモして 動物病院へ行きましょう。
玉ねぎに含まれる有機チオ硫酸化合物は加熱しても成分は変わりません。
煮ても焼いても食えぬ玉ねぎです ご注意ください。
また、ネギ属の食べ物のにら・にんにく・わけぎなども犬は食べることはできません。
チョコレート
チョコレートも犬は食べられません。
チョコレートに含まれる「テオブロミン」という有毒成分を代謝する速度が異常に遅く、その結果「テオブロミン」が蓄積されて体内の毒性量が増加するからダメなのです。
人間は「テオブロミン」を簡単に代謝できますので、心配いりません。
食べてしまった時の症状
・筋肉の震えやけいれん
・不整脈・心臓発作など
その結果
●うろうろ歩き始めて落ち着きがない
●興奮状態になったり、ハアハアと呼吸があらくなる
といった症状が現れます。
食べた直後に症状が現れるのではなく、「テオブロミン」が蓄積されて症状が出ますので、2時間~6時間ほどで異変が確認される場合、または数日後に異変が現れる可能性もあります。
食べてしまった時の対処方法
食べた時間・食べた量・チョコレートのパッケージを持って 動物病院へ連れていきましょう。
ココアもダメ!実は「テオブロミン」含有量が最も多く含まれています。
そして、カカオの含有量が40%以上のダークチョコレートが一番危険です。
またホワイトチョコレートやミルクチョコレートは「テオブロミン」含有量がダークチョコレートよりは少なくはなりますが、ゼロではありませんので、犬はもちろん食べられません。ご注意ください。
キシリトール
キシリトールが含まれている可能性がある商品
シュガーレスガム
砂糖不使用の飴や焼き菓子
歯磨剤
マウスウォッシュ
噛むタイプのビタミン剤
咳止めシロップなど
これらも犬には危険です!
食べてしまった時の症状
・30分~1時間以内
嘔吐
けいれん
運動失調
・数時間~2日以内
急性肝不全
食欲不振
黄疸
食べてしまった時の対処方法
食べた時間・食べた量・誤って摂取したものと同じものが残っていれば持参して動物病院へ連れていきましょう。
ぶどうとレーズン
実は犬にとってぶどう・レーズンが危険だとわかったのが最近のことで詳細は現在のところ分かっていません。
ただ2001年くらいからぶどうを大量に食べた犬が急性腎不全を起こす事故が相次いだことから注意が必要です。
他にも
マカダミアナッツ、アボカド、アルコールなど
犬が食べてはいけないものですが、病気を患っているワンコや、ワンコの個体によっては食べられない食べ物も違ってきます。
初めて与える食物については、十分に様子を見守るなど注意してあげてください。
悪性リンパ腫・うちのワンコの場合
ガンは穀物や小麦粉(トウモロコシ・小麦・大豆などの粉)と砂糖のような単純糖質の摂取をすると早く進行する。といわれています。そのため・・・
〇タンパク質
内臓肉・子牛のレバー・子羊の腎臓・牛の心臓・牛、豚もしくは鶏のレバー、卵、チーズ、子羊・ウサギの肉、イワシ、サバ、タラ、キハダマグロなど
〇高オメガ3油(必須脂肪酸)
えごまあぶら
〇複素高次タンパク質穀物
キヌア・ソバの実・ワイルドライス
〇野菜の高抗酸化物質
ブロッコリー・キャベツ・アスパラガス・芽キャベツ・ビーツ・赤黄のパプリカ・ニンジン・トマトソース・ガーリック・かぼちゃ・ズッキーニ・ムラサキ芋・シイタケ・マイタケ 生姜・ガーリックなど
こちらを中心にごはんを作ってます!
ちなみに朝ごはんは丸鶏ミンチ肉と鹿のあばら・野菜の煮込みにトッピングはパセリとえごま油です!
病気に負けず、ごちそうさまでした。
価格:4,990円 |