犬は「初めての場所にストレスを感じやすい」といいますが、うちのワンコの場合はいかがでしょう。
まずは犬がストレスを感じるとき、そしてその対処法、ストレスを軽減するためには何ができるか考えてみました。
犬がストレスに感じるとき
初めて行った場所で感じる不安や緊張が、犬はストレスに感じています。
このような状況は、たいていの場合”慣れ”によってストレスも緩和されていくのですが、この状況が長く続くと犬は、行動が固まったり、体が震えたり、場合によっては吠えや噛みつきといった衝動に駆られてしまう場合もあります。
無理に慣れさせようとするほどストレスも高まってしまいますので、ワンコに合わせて対応することが大切です。
うちのワンコの場合、最初はやはり初めての場所に緊張しみみがピンとたって挙動不審がちにニオイをかぎまくっていました。
また、普段の暮らしのなかでもストレスに感じることがあります。
ひとにとっては日常的なことでも犬にとってはストレスに感じることが以下の3点です。
●暑すぎる・寒すぎる・照明が明るすぎる・テレビの音量が高すぎるなど生活環境が要因なもの。
●空腹・のどの渇き・おしっこのガマン・かゆみ・疲れ・運動不足など
●不安・孤独・悪臭
などなど・・
犬のストレスのサイン
では、犬がストレスを感じた時のサインはどのようなしぐさでしょうか。
●あくび
●鼻先をなめるしぐさをする
自分で自分の緊張や不安を緩めようと努力してするしぐさです。
これは『カーミングシグナル』の一種です。
カーミングシグナルとは
カーミングシグナルはオオカミや犬が生まれつき持つコミュニケーション方法の一つです。
例えば犬がしっぽをふることは至って普通の動作です。
しっぽをふる動作で「よろこんでいる」と解釈してしましますが、実はその一つの動作にも様々な意味があります。
まず、犬は嬉しい時にしっぽを右寄りに、いやな気持のときは左寄りに振るとされています。
これはポジティブなときは左脳が、ネガティブな時は右脳が活性化するためと言われています。
また喜んでいるときは勢いよくしっぽを振り、逆にしっぽの先端をゆっくりふっているときは、攻撃的な行動をとろうかな。と考えているサインです。
このように、一つの行動の中にも多くのサインが隠されています。
そのサインが読み取れれば犬の気持ちが少しわかるようになりますね。
カーミングシグナルの例
●あくび
眠たいのかなと思いますが、ほかの犬にたいしては「攻撃しないよ」と示し、人に対しては「これ以上、叱らないで」という表れです。
そういえば、盗み食いして怒られたときにあくびしてた！
また初対面のひとから、なでられたりしてもあくびします。
この場合は「やめて～」と思っている表れです。
●口をなめる
食事のあと口の周りについた食べカスをなめている。
初めての場所での緊張感や不安感を感じている。
そうだったのね、今朝も散歩の途中でペロンとしてたワ
●耳を倒す
ほかの犬に対して耳を倒している場合は、緊張や怯えなど。
また耳は倒れているのに表情が緩やかで歯も見せず鼻にシワも寄せていないときは友好的なしるしのあらわれです。
犬のしぐさには他にもイロイロありますが、それぞれのしぐさの中に様々な意味が隠されています。
それを犬は犬同士で分かりあいコミュニケーションをとったり、意思表示をしたりして生きているのですね。
コトバを話さないだけで気持ちはちゃんとあるんですね。
犬のストレスを減らす
一番はストレスを減らすこと。ストレスの原因を取り除くこと。
そして、楽しい経験をたくさん増やしてあげること。
さまざまな経験は、適度な刺激を与え犬の適応力をあげます。
適応力をあげるとストレスへの対処能力を高めてくれます。
よいことだらけですので、色々な場所に一緒に出かけたいものです。
またストレス緩和にブラッシングやマッサージで副交感神経を刺激することも効果的です。
精神のバランスも整い緊張もほぐれます。
そばにいるだけで、こころを癒してくれるうちのワンコ！
ストレス減らしておいしいものたくさん食べて長生きしようね！
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そして、きょうの朝ごはん
メインは鹿のあばら骨・トッピングに納豆。
どうぞめしあがれ！
