コテッコテのなすになってしまいましたが・・・
夏野菜の代表格のなす。
あの鮮やかな皮の紫いろはポリフェノールの一種です。
原産国がインドなんて意外ですけど。
成分は水分が90%以上でビタミンやミネラルは・・・あまり含まれていません。え?
なすの主役は皮。
「なす紺」と呼ばれる紫紺色の皮に含まれる成分は、ナスニンというアントシアニン系色素でポリフェノールの一種です。
アントシアニンは活性酸素の働きを抑制し、ガン予防のほか、血管をきれいにし動脈硬化や高血圧を予防する働きがあります。
なすのメインは紫紺色の皮というわけです。
もちろん犬も食べてよい食物です。
特に身体を冷やす効果があるため、夏バテ気味のワンコにいいですね。
「秋ナスは嫁に食わすな」のことわざは、身体を冷やす野菜なので、赤ちゃんを産むお嫁さんを気遣っている意味なのでしょうね。てっきり、いじわるでいっているのかと思いました。前者の意味を信じようと思います。
さて今夜は夏の定番ナスにニンニク醤油で味付けたひき肉をのせます。
長女がなす大好きで夏の食卓によくでる定番のおかずです。
材料と作り方
材料
なす・・・2本~3本
ひき肉・・・200gくらい
コストコ購入品を消費~。
ニンニク醤油・砂糖・料理酒・・・各大さじ1
みりん・・・大さじ1/2
炒めるときの油・・・適量
蒸すときの料理酒・・・大さじ1くらい
※ニンニク醬油ですが、気が付いたら冷蔵庫にいつも常備されている調味料です。
しょうゆに、にんにくを入れただけ。
これがうまいんです。
しょうゆがなくなりそうなところで、しょうゆを足すだけ。
作り方
ナスを乱切り(あく抜き不要)→フライパンで焼く→酒を少量足して蒸す(ふた使用)→しんなりしたら火を止めて放置。
別のフライパンでひき肉を炒める→ニンニク醤油・砂糖・料理酒を各大さじ1加え弱火で放置→約1分後みりん大さじ1/2を加える→水分がなくなったところで火を止める→なすのフライパンへ投入→混ぜ合わせる→おわり
にんにくの効果と犬
抗菌・殺菌作用が高くウイルスや細菌から体を守るといわれるにんにくですが、原産は中央アジアで古い時代に日本に伝わり強い強壮効果をもつ薬用植物として利用されていました。やっぱりにんにくすごいです。
体内でビタミンB1と結合すると疲労回復効果があるとされるアリシンですが、ネギ類の中ではにんにくがもっとも多く含んでいます。
アリシンは加熱によりその効果はパワーアップし抗がん作用や血栓予防、また脂肪分解促進をする!といった働き者です。
犬にとってもにんにくは食べられますが、にんにくは玉ねぎと同じユリ科ネギ属の食物ですので大量にとると中毒を起こす可能性があります、要注意です。
ですが、良い面もあり、
ニンニクを食べると、にんにくの臭い成分や殺菌作用により、のみ・だにの寄生虫予防になります。
また血液をサラサラにする作用により血栓予防や動脈硬化の予防にもなります。
賛否両論ありますが、にんにくを味方につけて元気満々になりたいですね。