20cm近くあるラムの背骨。
朝からハードなお食事ですが、毎朝残さずおいしく頂いています。
今日はトッピングによく使うごまについて。
●白ごま黒ゴマの違い
●いりごまとすりごま
●ごまの栄養成分
身体によいとされるごま。
さらに、ごま、好きになります。
間違いありません。
白ごま黒ゴマの違い・色が違うだけ?
【ごまの種類と特徴】
白ごま・・・まろやかで油脂が多い
黒ごま・・・芳ばしい香り
金ごま・・・洗練された香り
白ごま・黒ゴマのほかに金ごまがありました。
実は白・黒・金で栄養成分はほとんどかわりません。
【白ごま】
主に亜熱帯地方で栽培され、アフリカや東南アジアなど世界各地で生産されています。
ほとんどが輸入にたよっているごまですが、日本国内では鹿児島県が主な生産地とされています。
黒ごまと比較するとリノール酸やオレイン酸などの脂質がやや多く、ほのかな甘みがありつつ味は控え目。
ということから、ごま油の原料として使用されています。
さらにごまの代表的な栄養素であるセサミンは黒ゴマよりも多く含まれています。
また薬膳の世界では、「色」に独特の働きがあるとされています。
白ごまの「白」は五臓の「肺」の色とされています。そして、肺と関係の深い皮膚をうるおす力があるとされています。
白ごまは肌によいのですね~。
まとめると・・・
脂質が多くごま油の原料になる。セサミンも多いよ白ごま。
【黒ごま】
大きな特徴として、アントシアニンが含まれているのが特徴です。
脂質やセサミンは白ごまに負けてしましますが、アントシアニンは勝ちます。
アントシアニンとはポリフェノールの一種でありブルーベリーなどにも多く含まれる成分です。
日本国内の主な生産地はやはり鹿児島県が多いのですが、黒ごまは沖縄県でも生産されています。
黒ごまは皮が硬いためすって食べることをお勧めします。
まとめると・・・
黒ごまの”黒”は種皮の割合が多いから黒ごま。すって食べよう黒ごま。
【金ごま】
ちょっと高価な金ごまですがその訳は・・・
白と黒と比べると脂質が高くこくのある味わいがあります。
これもほろんどが輸入品ですが、国内ではやはり鹿児島県で主に生産されています。
いりごまとすりごま
いりごまとは、ゴマ粒を水で洗浄し、香ばしくなるまで焙煎したものをいりごまと言います。
通常市販されている多くのごまは、すでに炒ってあるいりごまです。
またすりごまは文字通り、いりごまをすったものをすりごまといいます。
また、すりごまはいりごまよりも吸収率がよいとされています。
以上です。
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簡単に栄養成分
50%が油分・20%がタンパク質・残りの30%がビタミン類・ミネラル・食物繊維です。
なかでも注目されるのが、ごまにしか存在しない成分のゴマリグナン。
ゴマリグナンは活性酸素の発生を抑制する抗酸化物質です。
しかし、ゴマリグナンはごまの中の1%しかない貴重な成分なんです。
ゴマリグナン、ビタミンEと一緒にとると、ビタミンE活性がより増強されます。
ということは、老化防止、美容効果に大きな期待ができる!ということなんです。
さらに、ごまを1日に大さじ2杯とるのがよいとされています。
その2杯分の栄養がこちら!
タンパク質が絹ごし豆腐1/6丁分
カルシウムが牛乳1杯分
ビタミンEがうなぎ1串分
不飽和脂肪酸がまいわし1尾分
食物繊維がニンジン1/2本分
鉄分がほうれん草1株分
・・・と、まぁすごいもんです。ごまパワー!
しかも、先ほど50%が脂質とお伝えしましたが、ごまの脂質にはコレステロールはいっさい含まれていません。
まとめると、ごまは・・・・
1日に必要な栄養分を補ってくれる食物ですね。
ぜひ、1日に大さじ2杯のごま、とりたいですねぇ